貯蓄

貯蓄に家計簿は不要な理由について書く

こんにちは、たろちです。


僕は、8年で1,000万円を超える資産を貯めることができました。


給料が多いから簡単なんでしょう、と思われる方もいるとは覆いますが、僕の給料は決して多くはないですし、奨学金や生活費を払いながら達成したことからも読者の方の参考になるのではないか、と思い「僕の貯める方法」について更に書いていきたいと思います。


今回は、多くの人が疑問に思っていると思われる、家計簿を題材にしたいと思います。

貯蓄のための家計簿について

お金を貯めるためには家計簿が必須、と言う話を聞くことがあります。


家計簿をつけることによって、自分した出費が正確にわかるようになるためお金を貯められる体質になる、とのことのようです。確かに、出費が正確にわかるようになること、と言われると良いことのように見えますが、果たしてどうなのでしょうか？



僕としては、家計簿は不要である、と強く思っています。家計簿があればお金が貯まるとも言い切れない、と思います。


どうして、僕は家計簿を使用していないのか、説明をしていきたいと思います。

僕の家計簿体験

僕は、働き初めの初年度は家計簿を使用してお金の管理をしていました。理由は、一般的に家計簿があればお金を貯められる、と言われていたからです。１年間という短い期間ではありましたが、継続して家計簿をつけた結果、家計簿について良いところも悪いところも学ぶことができたように思います。


この時学んだことが、そのまま今の家計簿感に反映されています。、、、、最終的に家計簿は不要と言うゴールとなったのですが、それでもかけがえない経験だったように思います。やってみてダメとわかったので。


続いて、家計簿のメリットとデメリットについて具体的に書いていきたいと思います。

メリット

・お金の管理が簡単にできる（借金が多い人には必須）

入社してすぐの頃は、本当にお金がなく、しかも奨学金で毎月4万円が出て行ってしまいますし、卒業旅行で使った借金（クレジットカード決済）も10万円はあったため、火の車に近い状態でした。


この時ばかりは、自分の出費金額を正確に把握できないとクレジットカード代金の支払いが滞ってしまうというリスクがありました。一方で、入社してすぐの人づきあいの中で交際費の出費はどうしても必要ですから、ある程度の出費は致し方ないような状況でした。こんなぎりぎりの場面においては、家計簿は自分のお金がどれだけあるのかを把握できるありがたい存在です。


しかし、借金もある程度返済してきて、少し溜まってくると余裕が出てきます。ここまでくると、メリットはなくなってくるように感じました。管理しなくてもお金が無くなることはなくなるし、クレジットカード代金の支払いも問題がなくなってくるからです。



次はデメリットです。

デメリット

・お金を使いたくなくなる

家計簿をつけてお金を管理していると、お金はどんどんたまっていく様子が見えてくるのですが、出費した時に何か心がくじけてしまうような、そんな感覚を覚えるようになりました。

お金を失いたくない、と思い、出費を拒むようになりました。

人間関係の中で必要な出費すらケチるようになってしまっては、本末転倒です。お金が貯まっていくのがすべてではないため、必要最低限の出費についてはおおらかな気持ちで対応をした方が、精神衛生上もずっといいはずです。

・正確に記帳したくなる

１日、２日さぼってしまうと、小さな金額の記帳が漏れてきます。

ある程度家計簿をつけていると、漏れが増え始めてきてこのちょっとしたミスが嫌で嫌で仕方なくなっていきました。

本当は、100円であれば家計簿の中では誤差の範囲として対応をして全く問題がないものなのですが、自販機の代金がきちんと書かれていないと嫌になってしまい、自販機でお金を使うこと自体が嫌になってしまいました。

お金の記帳も大雑把がが良いように思います。

まとめ

僕としては、借金返済がギリギリでない限りは、家計簿を書く意味はあまりないのではないかと思います。自分がどれだけ出費しているのか全く分からない方であれば家計簿による運用をしてみる価値はあるとは思いますが、何年もすべきものだとは思えません。

つまり大抵の人にとって家計簿は不要なのだと思います。

家計簿をつけずとも、必要なときにしか買い物をしない、と言うことをすれば、自然とお金はたまっていくのではないかと思います。そう考えると、家計簿があるからお金を貯まるわけではなく、家計簿はただの自己満足、と言うことになってしまいます。

また家計簿を見るたびに気持ちが盛り下がってしまうようならば、不要なものだと断言できるように思います。