英検1級取得者が語る④~英検1級取得までの軌跡(大学4~大学院1年)

こんにちは、たろちです。


僕の英検1級までのサクセスストーリーを書いています。


サクセスストーリーと言っておきながら、「どの勉強をすべきか」と「何をしてはいけないか」が中心の内容となっています。そして、どちらかと言えば、僕が勉強をしてきた中で失敗してしまったことを中心に書いているので、今英語を勉強している人にとっては非常にためになる内容になるのではないかと思います。


僕自身、もともとは英語ができなかったのでできなかった時の歯がゆい気持ちはよくわかります。何をすればいいのかわからないなりに勉強するのですが、思うような成果が出ないような事もよくあると思います。


実際には、英語の実力を上げるためにいつ何をすべきか、というのはある程度決まっているのではないか?と思います。


今回のブログでは、間違ったときに勉強したせいで実につかなかった勉強について書いていきたいと思います。


(時系列上では少し戻ってしまうのですが、大切なポイントなので)


大学4年~大学院1年


この時期に注力していた勉強に、多読、日記のほかに、シャドーイング、発音、デクテーションがありました。


この3つの勉強の内、発音の勉強は、早いうちにすべきものなので、文法が確立していない時期でも問題ないものだと思います。(というか、義務教育の中でどうにしかして発音位はできるようにしてほしいところですが、、、)


残りのシャドーイング、デクテーションが問題となります。これらは文法の基礎ができていない段階ではすべきではないものではないかと思います。

どうして勉強する意味がないか、と言えば、僕自身の体験としてほぼ全く効果がなかったからです。


まだ、文法の基礎がわかっていないようでしたら、とにかく文法の勉強が優先です。文法の基礎がわかって、やっとスタート地点です。それ以降でしたら、シャドーイング、デクテーションはやる価値があるものになるのではないかと思います。



では、なぜそうなのか、以下にて書いていきたいと思います。



文法を学習する前にシャドーイング、デクテーション勉強をしてはいけない理由

1、ただの作業になってしまう。

正直なところ、これに尽きると思います。やって全く効果がないとは言いませんが、この勉強の上面をなでたような中途半端な効果しか得られません。


シャドーイングは、相手が言っている途中から同じように言う、という勉強なので、英語のアクセント、発音の感覚は多少身につきます。しかし、僕の場合は意味を考えながら行うとかできず、作業でした。


しかもよくないことに勉強に時間をかけた、と思っているのでできないくせにできるようになった気になってしまうので始末が悪い。勉強した内容と実際に自分が理解した内容とのかい離が非常に大きい勉強だと思います。


但し、ある程度英語の文法を理解したところで行うと、英語のリズムと言うのが体でわかるようになるので効果があると思います。




デクテーションも、シャドーイングと同様にただの「作業」になってしまいます。しかも、デクテーションの場合は少しやるだけでも時間がかかるので、勉強の効率としては最悪です。


デクテーションは文法的な解釈で解いていく勉強法なので、文法の素養ありきです。


多少なりとも文法がわかっていれば、文法的に予測する力とリスニング力があげられる勉強だと思います。しかし、文法がわからない状態で解こうとしてもただ聞き取れないだけでそれ以上なにもなく、次につながりません。(まあ、聞き取れない、と言うことがわかっても成長なのかもしれませんが)も何もなく、デクテーションの効果があるのかもしれませんが、


まとめ

ということで、英語の文法力がない時にシャドーイング、デクテーションをした僕の体験を書いてきました。本当に、時間がかかるだけで何も得られないんですよ、信じられないくらい。


これやるくらいなら英語の文法のテキストをやった方が数倍効果が出ます。


「英語の文法のテキストなんて勉強みたいでいやだ」と思っていましたが、実際にやってみると、シャドーイングやデクテーションでは得られなかったレベルで自分の成長を実感できます。


英語力を上げることが目的なので、効果的な勉強を効果的なタイミングで行うということが大切なのだと思います。


(まあ、勉強については人によってやりやすい方法、やりにくい方法というのがあると思うので、僕はこうでした、と言うにとどめた方が良いのだと思いますが、、、)

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