英検1級取得者が語る①~英検1級取得までの軌跡(大学1年~3年)

こんにちは、たろちです。


僕は英検1級取得者です。タイトルでは偉そうに書いていますが、その実力はできない頃想像していたよりもずっと足りていないのが現状です。、、、、まだまだ勉強しないと、、、、。


とは言っても、英検1級って結構すごい資格で、なかなかみんなが取っている物ではありません。(別な言い方をすると、英語ができる人でも取れない、という本末転倒な資格ではあります。)


どうしたらとれるようになるの?と恐らく、その経緯について興味がある方もいらっしゃるのではないかな?と思い、僕の体験を書いてみたいと思いました。


~大学入学


大学入学当初の僕の英語力は、、、「ない」に等しいものだったと思います。


大学受験も推薦だったので英語を勉強しなくても全く問題がありませんでした。


別な言い方をすれば、大学入学当初、受験してきている人達は英語がそれなりにはできるのに、僕は全くできず、当時英語に対する劣等感をかなり強く感じていました。


当時(18才)のTOEICの点数は250点くらいだったのではないでしょうか?いわゆる、4択と3択の選択問題であればカンでも取れる点数です。


まったくできなかった、と言って問題ないのではないかと思います。


大学生活(1~3年)

将来英語を使うかもしれないのにこんなのではいけない、と思い、友達の誘いもあったおかげで、大学時代の部活は文科系の英語サークルに所属しました。


英語サークルに入る人たちの多くは英語が多少できて楽しいと感じているので所属する場合がほとんどで、僕の英語力は、部員の中でも下から1位2位くらいであったように思います。


他の部員たちよりも僕の英語力が劣っていることは嫌でも感じました。そして、他の部員たちは英語の勉強をしているのを知っているので、僕がやらなければ差は広がるばかりであることは自明でした。この環境の中で、少しずつ僕の英語力は上がってきました。


確か、当時行っていた勉強は、単語と日記書きだったように思います。


今の僕から言わせれば、それよりもまず文法を固めるべきだと思うのですが、英語の勉強をしてできた、と言う体験がないので仕方がありません。


文法がわからない中で日記を書いても、単語を覚える練習にはなるのかもしれないですが、人に伝わる英語力を身につける何の役にも立ちません。



文法を勉強すべき理由


仮に日本語を話せない人英語圏の人が、「僕したい読むからそれを」(I want to read it.)と言ったとします。日本人としてはこの意味がわかります。


但し、英語のできない日本人が英語で「I read it want」と言ったとします。この文章は日本人が読めば日本語の語順かなと思い「私はそれを読みたい」と解釈できます。しかし、日本人以外の人が聞いた時には意味が一つには取れません。いくつかの解釈があるからです。


考えられる解釈は


1.「私はそれをしたいということを読みたい」
(I read (that) it want.のような文章を想定。英語の文法的にはこれが正しい解釈)


2.1の意味がわからないので、恐らく違う意味なのだろうと文脈から判断して「私はそれを読みたい」と解釈


のいづれかだと思います。恐らく、意味は通じるとは思いますが、これ以上長い文章にすると通じなくなってしまうのではないでしょうか??



文法の勉強なんてめんどくさい、、と思ってしまうのですが、英語上達の一番の早道は文法学習であると断言できます。



完全に足を踏み違えて勉強をしていましたが、英語サークルに所属していたおかげでいろいろな人から英語勉強についての助言を貰えたため、途中から文法の勉強に精進していくことができました。


今思うと、この時文法勉強をしていなかったら、、、と思うとぞっとします。


まとめ

僕の英検1級取得までの軌跡として、英語学習に目覚めた大学入学から大学3年までを書いてみました。


改めて考えてもひどい英語力でした、、、、。


それでも、なんとか英検1級を取得できるようになるのですから、希望を持てるな~と思います。

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